解説

はじめに

今回の試験には、大きな落とし穴がありました。
それは、「エンド」と宣言されるまで、ゲーム中に定義されたルールが継続するという点です。

エンドが宣言されていなかった試験を振り返ると、

  • 数字を1下げる
  • ×と○が反転する

というルールが存在していました。
つまり、久世の部屋での計算の試験が始まってから
・数字に関係するもの
鷹宮の部屋での指の本数を特定する試験が始まってから
・×と○に関係するもの
については、すべての行動を振り返る必要があったのです。
これを前提として、最初の部屋から振り返っていきましょう。

最初の部屋

久世という人物が、計算問題を出題していました。
計算問題を解いていく必要がありますが、
なぜか計算結果と解答が噛み合いません。
何度か計算を繰り返すと、「どうやら試験官の発言している数字に何かしらの作為性が加えられている」ということが分かります。
結果的に、口頭で語られる全ての数字が1つ少なく宣言されていると考えることで、過去の計算問題に整合性を取ることができました。

さて、それらを前提とした上で
試験官である久世の発言を振り返っていきましょう。
「この部屋は、ゲーム0の部屋だ」ということが口頭で語られていましたが、
この発言はルールが定義される前になされたものなので、誤りはないでしょう。
しかし、ゲーム終了後に伝えられた部屋番号は、
本当に正しかったのでしょうか。
久世は「次の部屋はB26号室です」と言い、B26号室の部屋の方を指差していました。
ゲームはまだエンドしていません。
つまり、ここで伝えられた部屋番号は、誤った番号だった可能性があります。
もっと言えば、久世の発言は「次の部屋はB37号室です」という発言であり、指を指した方にある『本当の次の部屋』を示していたということになります。
では、なぜ試験は問題なく続いているように感じられたのでしょうか。

2つ目の部屋

試験官である鷹宮が、指の本数を当てろという問題を出題する部屋です。
何度か試行すると、鷹宮の口頭で宣言する○と×が反転しているということが分かります。
そのことに気付き、質問の内容と鷹宮からの回答の整合性を取ることで、クリアすることができました。

さて、この部屋でも試験官から口頭で宣言される数字に1つ分の低減が発生しているという前提で
試験官鷹宮の発言を振り返っていきましょう。
この部屋では、「ゲーム1が行われる」という発言がありました。
しかし、この発言には違和感があります。
そもそも「ゲーム1」という言葉には数字が含まれています。
したがって、本来ここで行われるべきだったのは【ゲーム2】です。
あなたたちは、1つのゲームを飛ばしてしまっているのです。
この点に注意しながら、残りのゲームを振り返っていきましょう。

3つ目の部屋

メガネをかけていない田中という試験官が、
急遽様々なルールを定義してくる部屋です。

試験官のルールに該当していないことから、田中という人物が偽物の試験官であることに気付いた上で
『試験官は必ず部屋の中にいる』という情報を活用し、今いる部屋のどこかに本当の試験官がいることに気付く必要がありました。
偽物の試験官である田中が定義したルールを気にする必要はありません。
実際、LINEで検索しても、田中が定義したルールは存在しないことが確認できます。
地図を注意深く確認すると、本来あるはずのない場所に柱があることが分かります。
ここにマイクでアプローチすることで、本物の試験官の存在を把握できます。
具体的には、机の上にあったハウリングの資料から
『オンになっているマイク同士を近づけるとハウリングが発生する』という情報を活かすことで
『試験官のマイクをつけてもらう』というお願いをしながら、部屋の中にあるもう一本のマイクを使用することで、ハウリングを引き起こすことができました。

田中の発言は信じられませんが、
田中が出してくる資料には、明確にこの試験のロゴが掲載されているため、部分的な発言は信用できることが分かります。
この部屋での試験終了後、
・エンドと言われるまでゲームが続くこと
・ゲーム中に定義されたルールは、そのゲームが終わるまで続くこと
が明らかになります。

このことから、先述した部屋番号とゲーム番号の誤認に気付き、次に行くべき部屋が【B37号室】であると気付ければ、最後の試験にチャレンジすることができます。
これに気付くこと自体が、1つのゲームになっていたのです。

4つ目の部屋

黒川の言葉について、○と×を反転させたうえで、マルバツゲームに勝利する必要がありました。
黒川は『勝利するには○が勝つ必要がある』と口頭で宣言していました。
よって、プレイヤーの方が勝利するためには『×で勝つ必要がある』ということが分かります。
つまり、勝つためには【黒川側にあるマークを取り、マルバツゲームに勝利する】必要があります。
一見すると手前側にある○を使いたくなってしまいますが、先入観に囚われてはならないのです。
さらに、LINEを使用すると黒川が定義したルールを把握することが可能になります。
黒川が定義したルールを確認すると、【文章にも今までのルールが適用される】ことになってしまったようです。
つまり、3つを並べるのではなく、数を1つ増やした4つを並べきる必要がありました。
つまり、リーチのタイミングは「3つの駒を並び終え、ダブルリーチをしている状態」です。
その状態で勝利することができれば、このゲームをクリアすることができました。